比較的新しいCクラスもちょくちょく修理入庫があります。
W204 Cクラス後期の入庫です。
今回はエンジンチェックランプが点灯してしまったとのことです。
早速DASでエラーコードをチェックします。
何やら混合気のエラーの様です。
アイドリングも基準値から外れており
マフラーから出る排気ガスも臭い状態です。
この場合は各センサーの働きを一つ一つチェックしていきいます。
結果O2センサーの動きが悪いことに気が付きました。
O2センサーは排気ガスの状態を見ているセンサーです。
ガソリンの噴射量や点火時期などを最適化するためセンサーがコンピューターへ
データーを送っております。
早速O2センサーを点検します。
左が取り外した部品
右が弊社に在庫している部品・・
取り付けられていた部品はカーボンがびっしりですね。
これでは正確な情報をコンピューターに伝えれません。
お客様にご連絡し、部品交換します。
交換後、ラムダコントロールの学習値をリセットして
アイドリング、排気ガスの状態、チェックランプ
すべて改善しました。
お乗りになっている方が女性の場合、あまりアクセルを踏みませんので
発生したカーボンが蓄積してしまう傾向にあるようです。
弊社ではカーボンを除去する作業もやっております。
お気軽にご相談ください。